国籍不明実物のリザード迷彩のF1ジャケットとF1パンツのセットです。
フランス軍のF1・F2戦闘服と同じ裁断で、生地もHBT（ヘリンボーンツイル）で、フランス軍のものと似たリザード迷彩の被服ですが、フランス軍においてこの裁断のリザード迷彩は使用されませんでした。
フランス軍のものと同様にジャケットはジッパー開閉式胸ポケット2つとボタン開閉式裾ポケット2つ、トラウザーズはカーゴポケット2つとハンドウォームポケット2つというポケット配置です。
ジャケットの右胸と胸中央には徽章用のベルクロがついています。
ジャケットは肩エポレット付きで、上下とも裾にサイズ調整用のドローコード入りです。
韓国などでF1型のリザード迷彩の野戦服は製造され、主にアフリカ諸国へ輸出されていたようです。
色々と色合いのバリエーションなどもありますが、F1型のリザード迷彩の被服はチャド軍、カメルーン軍、コートジボアール軍、ギニアビザウ軍、ザイール軍、中央アフリカ共和国軍などでの使用が確認されています。
また、南アフリカ共和国のエグゼクティブ・アウトカムズ社のオペレーターによる着用もありました。
ジャケット表記サイズ：ラベルが途中で敗れていて確認不能
トラウザーズ表記サイズ：48
実寸サイズ：肩幅＝51cm 身幅＝59cm 着丈＝77cm 袖丈＝60cm ウエスト＝94cm 股下＝79cm 総丈＝110cmですが、素人計測のため多少の誤差はご了承ください。
状態：中古。軍放出品。多少の使用感や汚れはありますが、破れやボタンの欠損はなく、状態は良いです。ベルクロに徽章をつけずに着用していたようで、ベルクロにはカバーがはられたままになっています。
備考：アフリカでは色々な国で使用例が見られる被服で、「ティアーズオブザサン」や「サハラ -死の砂漠を脱出せよ-」といったアフリカが舞台の映画でもみかけます。アジアでも流通がそれなりにあった関係か、ミャンマーにおいて日本人義勇兵が着用していた例もありました。
