Mayflower R&C Velocity Systems製実物のLPAAC（Low Profile Assault Armor Carrier）アーマーキャリアーです。
色はRG（Ranger Green レンジャーグリーン）となっております。
前後にソフトアーマー（同社製のLPACおよびLPAAC用）とプレートを入れて使用できますが、こちらはカバーのみです。
チェストリグやプラカードやベルクロ着脱のウェビング付きフロントフラップの併用を前提としているようで、フロントパネル下部とバックパネル下部にはウェビングがついていません。
胸部と背中側上部には徽章用ベルクロとファステックスとMOLLE式のウェビングが付いています。
ファステックスは同社製のチェストリグやプラカード用の取り付け用ですが、必要に応じて取り外すことも可能です。
カマーバンドはメッシュ生地で、表面にMOLLE式のウェビングがついているだけでなく、背面にもMOLLE式のウェビングが付いているので、表面にポーチを取り付けるだけでなく、背面にサイドプレートポケットなどを取り付けることもできます。
フロントパネル下部のフロントフラップ部にはカンガルーポケット付きです。
フロントパネルの内側下部にはグローインアーマー用のファステックスが付いていますが、こちらは必要に応じて取り外すこともできます。
フロントパネルやバックパネルの裏地はメッシュ生地です。
胸部にはベルクロ開閉式のアドミンポケットが付いています。
背中側上部にはキャリングハンドル付きです。
胸部と背中側上部のファステックスは仕様があえば、もちろん他社のチェストリグの取り付けにも使えます。
こちらはアメリカの国務省（DOS：Department of State）がメイフラワー社に特注したもので、国務省のLE（法執行機関）であるDSS（Diplomatic Security Service 外交保安局）向けの品と思われます。
通常のLPAACアーマーキャリアベストとは胸部および背中側上部のウェビングや徽章用ベルクロの付き方が違う仕様です。
フロントパネル下部とバックパネル下部にウェビングが付いていないのも通常のものとの最大の違いで、フロントパネルのカンガルーポケットも通常のLPAACには付いていません。
ショルダーストラップも通常のLPAACと違いSCARABプレートキャリアと同タイプのショルダーストラップが使われています。
このタイプのショルダーストラップは着用者の肩や銃のストックに干渉しにくい設計です。
このタイプのショルダーストラップは国務省特注タイプのメイフラ製品では一般的な仕様となっており、DSS仕様OAVにもこのタイプのショルダーストラップが使われています。
通常のものはCBN1やCBN3といった通常のカマーバンドを取り付けて使用しますが、こちらは独特の仕様のカマーバンドです。
カマーバンドのバックパネル側はCBN1やCBN3のようにベルクロで保持する作りではなく、パラコードで左右を接続した作りとなっております。
こちらのようにバックパネル側をパラコードで接続した作りのカマーバンドが国務省特注タイプのメイフラ製品では一般的なようで、DSS仕様OAVのカマーバンドのバックパネル側も同様の作りです。
カマーバンドの仕様が通常のCBN3と違う関係で、バックパネル下部のカマーバンド保持部にはベルクロを使っていない作りとなっております。
プラカード・チェストリグ用ファステックスも通常のLPAACでは胸部にしかついていませんが、こちらでは背中側にも付いた仕様です。
メイフラワー・ベロシティシステムズ製品は米軍や米法執行機関で多数使用例があり、DSSにおいては特に大量に使用例があります。
RGのメイフラ製品はDSSにおいてはMSDで主に使われているようで、こちらもDSSの中でもMSD向けの製品のようで、こちらのRGのプレートキャリヤーも特殊部隊であるMSDにおいてSCRABと共に使用されていました。
こちらのアーマーキャリアのCBバージョンはDSSの一般の捜査官の間で多数使用例が見られ、フロンパネル下部やバックパネル下部にチェストリグやプラカードではなく、大型パッチを取り付ける事例も多く見られます。
表記サイズ：M
状態：デッドストック新品。保管時についた小傷や細かい汚れはありますが、きれいです。
備考；写真と同等品を発送いたします。
