Mayflower R&C Velocity Systems製実物のLPAAC（Low Profile Assault Armor Carrier）アーマーキャリアーです。
色はCB（Coyote Brown コヨーテブラウン）となっております。
前後にソフトアーマー（同社製のLPACおよびLPAAC用）とプレートを入れて使用できますが、こちらはカバーのみです。
チェストリグやプラカードやベルクロ着脱のウェビング付きフロントフラップの併用を前提としているようで、フロントパネル下部とバックパネル下部にはウェビングがついていません。
胸部と背中側上部には徽章用ベルクロとファステックスとMOLLE式のウェビングが付いています。
カマーバンド表面と胸部と背中側上部にはMOLLE式のウェビングがついているので、ポーチを取り付けて使用可能です。
カマーバンドにはサイドプレートポケットが付いてて、サイドプレートとサイド用ソフトアーマーを入れることができます。
カマーバンドの裏側にはゴム製のマガジンポーチがついているので、ポーチなどを取り付けなくとも、M16やM4のマガジンを4本携行することも可能ます。
フロントパネル下部のフロントフラップ部にはカンガルーポケットが付いています。
フロントパネルの内側下部にはグローインアーマー用のファステックスが付いていますが、こちらは必要に応じて取り外すことも可能です。
フロントパネルやバックパネルの裏地はメッシュ生地となっております。
胸部にはベルクロ開閉式のアドミンポケットが付きです。
背中側上部にはキャリングハンドルが付いています。
胸部と背中側上部のファステックスは仕様があえば、もちろん他社のチェストリグの取り付けにも使用可能です。
こちらはアメリカの国務省（DOS：Department of State）がメイフラワー社に特注したもので、国務省のLE（法執行機関）であるDSS（Diplomatic Security Service 外交保安局）向けの品と思われます。
通常のLPAACアーマーキャリアベストとは胸部および背中側上部のウェビングや徽章用ベルクロの付き方やカマーバンドが違う仕様です。
フロントパネル下部とバックパネル下部にウェビングが付いていないのも通常のものとの最大の違いで、フロントパネルのカンガルーポケットも通常のLPAACには付いていません。
ショルダーストラップも通常のLPAACと違いSCARABプレートキャリアと同タイプのショルダーストラップが使われています。
このタイプのショルダーストラップは着用者の肩や銃のストックに干渉しにくい設計です。
このタイプのショルダーストラップは国務省特注タイプのメイフラ製品では一般的な仕様となっており、DSS仕様OAVにもこのタイプのショルダーストラップが使われています。
通常のものはCBN1やCBN3といった通常のカマーバンドを取り付けて使用しますが、こちらは独特の仕様のカマーバンドです。
カマーバンドのバックパネル側はCBN1やCBN3のようにベルクロで保持する作りではなく、パラコードで左右を接続した作りとなっております。
プラカード・チェストリグ用ファステックスも通常のLPAACでは胸部にしかついていませんが、こちらでは背中側にも付いた仕様です。
メイフラワー・ベロシティシステムズ製品は米軍や米法執行機関で多数使用例があり、DSSにおいては特に大量に使用例があります。
こちらのアーマーキャリアはDSSの一般の捜査官の間で多数使用例が見られ、フロンパネル下部やバックパネル下部にチェストリグやプラカードではなく、大型パッチを取り付ける事例も多く見られます。
チェストリグとの組み合わせは同社製のDSS仕様UWチェストリグGen4やHaleyStrategicのD3チェストリグとの組み合わせが多いです。
また、DSS仕様LPAACにはショルダーストラップが同社製のSCARABプレートキャリアのタイプでない仕様のものも存在しますが、こちらのようにSCRABタイプのものも多数使用されています。
表記サイズ：S
状態：デッドストック新品。保管時についた小傷や細かい汚れはありますが、きれいです。
備考：写真と同等品を発送いたします。
