映画「スーサイド・スクワッド」（原題：Suicide Squad）で使用された実物の装備品セットです。
作中登場する米海軍特殊部隊SEALsの隊員が使用していた装備となります。
ペローズデザイン製プレートキャリア、メイフラワー・ベロシティシステムズ製と思われるチェストリグ、ファーストスピアー製のベルトパッドおよびベルト、ベロシティシステムズ製のポーチ4点のセットです。
ヘルメットや戦闘服は付属していません。
いずれの装備もBravoflauge迷彩戦闘服に合わせた塗装がされています。
状態に差異があるので、ベルトキットとベストでおそらく別々の俳優が着用していたものと思われます。
PERROZ DESIGNSのプレートキャリアーはメイフラワーAPCのコピーで、色は本来ウルフグレー（Wolf Grey）として作られているのかと思いますが、メイフラワー製のウルフグレー製品とは色合いが異なります。
PERROZ DESIGNSは本来このプレートキャリアを作っていなかったようで、メーカーの公式サイトやSNSにまったく情報がありません。
映画用に特別に製造したもののようです。
プレートキャリアの前後にはS&S製トレーニングプレートにゴムを追加してサイズを大きくしたプレートが入った状態です。
プレートキャリヤーの右肩のショルダーパッドが欠損していますが、作中この仕様のものの仕様が複数確認できました。
作中の隊員は胸部にネームテープやフラッグパッチを付けている場合が多かったようですが、こちらには付いていません。
作中背中にポーチを取り付けた隊員が多く見られましたが、バックパックを背負っていた隊員は背中にポーチを付けていなかったので、バックパックを背負っていた隊員が使用していたものかもしれません。
一部ポーチを背中に付けていないように見える隊員も確認できます。
チェストリグはラベルが付いていませんが、Mayflower Velocity Systems製のUW Chest Rig Gen4と思われます。
色は本来ウルフグレイだったようです。
通常のメイフラワー・ベロシティシステムズ製のUWチェストリグGen4と同仕様で、オープントップマガジンポーチ4つ、ピストルマガジンポーチ2つ、アクセサリーポーチ2つ、ユーティリティポーチ2つ、来示尾ポーチ2つが付いた作りとなっております。
オープントップマガジンポーチ以外はベルクロ開閉式です。
ファステックスでプレートキャリアに取り付けられている状態なので、ショルダーストラップなどは付属していません。
ベルトはFirst Spear製アサルターズガンベルト（Assaulter's Gun Belt）とパッデドAGBスリーブ（PADDED AGB SLEEVE 6/12）のセットのようです。
アサルターズガンベルトの色はコヨーテ（Coyote）で、パッデッドAGBスリーブの色はRG（Ranger Green レンジャーグリーン）と思われます。
ベルトに付いたMOLLEポーチ4点はいずれもMayflower Velocity Systems製で、色はウルフグレーとなっております。
ポーチの内訳はダブルピストルマガジンポーチ（Helium Whisper® Double Pistol Magazine Pouch）、マイクロディディポーチ（Helium Whisper® Micro Diddie Pouch）、スモールユーティリティポーチ（Helium Whisper® Small Utility Pouch）、メディカルポーチ（Helium Whisper® Medical Pouch）の4点です。
ピストルマグポーチとスモールユーティリティーポーチはベルクロ開閉式で、メディックポーチはジッパー開閉式となっております。
マイクロディディポーチはコンパクトなダンプポーチで、使用しない場合には袋部分を収納しておくことが可能です。
作中このベルトにはこの4つのポーチ以外にサファリランド製ホルスターをつけていた隊員がほとんどのようなので、ホルスターはおそらく取り外されたものと思われます。
プレートキャリア表記サイズ：なし（メイフラワー製のLARGE/X-LARGE寸）
ベルトパッド表記サイズ：L
ベルト表記サイズ：M
状態：中古。プレートキャリア・チェストリグの方は塗装がなければかなり状態が良いです。ベルトキットの方はだいぶ使い込まれており、一部のポーチの表面やベルトのウェビング部分にダメージがあります。ベルトの余った部分をビニールテープでまとめていますが、剥がれかけです。
備考：映画の装備を再現する場合は服の入手がかなり困難なので、着用よりもコレクション向きかと思います。
