ソビエト連邦軍実物のVZK-2M（ВЗК-2М）フライトスーツです。
単体でも着用できますが、VMSK-2M（ВМСК-2М）フライトスーツを構成する被服の1つで、VKK-6MP（ВКК-6МП）フライトスーツの上から着用する耐熱・防水スーツとなっております。
他の装備品につなぐためのチューブやバルブが多数付いた作りです。
右袖には墜落時のシグナルミラーとして使用するためと思われる鏡が付いています。
両胸と両端にジッパー開閉式ポケット付きで、後ろ側にはボタン開閉式い尻ポケット付きです。
左胸には小ポケットが付いています。
フード部分はK-2（К-2）という型番がふられているようで、必要に応じてボタンで着脱可能です。
あまり情報がみつかりませんが、海上を高高度で飛ぶ航空機の乗員向けに1950年代後期に開発されたもののようです。
同じ型番で色やパーツ配置が異なるものもあります。
実寸サイズ：身幅=59cm 足部分を含む総丈=140cm 足部分を含まない総丈=155cm 足部分を含む股下=77cm 足部分を含まない股下=62cmですが、素人計測のため、多少の誤差はご了承ください。
状態：中古。ソ連軍実物放出品。全体的に使い込まれており、シミが複数あります。袖口がだいぶ痛んだ状態です。13枚目の写真のようにところどころ細かい穴がある箇所があります。
備考：型番のスタンプはBMCK-2MとB3K-2Mと読めますが、キリル文字なので、英語アルファベット表記だとVMSK-2MとVZK-2Mとなります。
