米軍SRU-21/PサバイバルベストMEDIUM

米軍SRU-21/PサバイバルベストMEDIUM
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アメリカ軍実物のSRU-21/Pサバイバルベスト(VEST SURVIVAL MESH NET SRU-21/P)です。
米陸軍・米海空軍の航空部隊向けのサバイバルベストで、航空機の乗員が墜落時などに必要な装備を携行するための装備となっております。
色はセージグリーンです。
このベストはポーチが取り付けられていない状態で支給され、使用者が必要に応じてポーチを縫い付けて使う仕様ですが、こちらはすでにポーチが縫い付けられています。
4インチリボルバー用革ホルスター、サバイバルラジオポケット(RADIO POCKET)、ファーストエイド&シグナルミラーポケット(FIRST AID KIT & SIGNAL MIRROR POCKET)、水筒・刺し網ポケット(CANTEEN GILL NET POCKET)、ツールナイフポケット(KNIFE POCKET)、スペアポケット(SPARE POCKET)2個、コンパスポケット(COMPASS POCKET)、ストロボライトポケット(STROBE POCKET)、ローカルメイドと思われるポケット(ファーストエイド&シグナルミラーポケットと水筒・刺し網ポケットの間にある少し色合いの違うもの)が縫い付けられた状態です。
これらのポケットにハンドガンやAN/PRC-90サバイバルラジオやSDU-5/Eストロボライトなどを収納できます。
多くのポケットの内側に内容物と接続するためと思われるコードが5枚目の写真のように追加されている仕様です。
前述のポケット以外に内側と背中側にベルクロ開閉式のポケットが固定で付いています。

年代によってポーチやホルスターの仕様がSRU-21は異なりますが、こちらはホルスターが革製なので、比較的古い年代のものとなっております。
前述のローカルメイドと思われるポーチは止血帯ポケット(TOURNIQUET)によく似た形状ですが、寸法が異なり、他のポーチと色合いや内部構造が異なることから、ローカルメイドと判断しました。

SRU-21/Pは航空部隊用の装備ですが、ベトナム戦争時には米空軍PJやオーストラリア国防軍SASRでも使用されていました。また、米軍以外の航空部隊でも使用例が見られ、南ベトナム軍やオーストラリア軍でも使用されていたようです。


サイズ:MEDIUM(背中側のコードである程度調整可能)
コントラクトNO:判読困難ですが、1987年ロットのようです。
状態:中古。米軍実物放出品。前述のように多くのポケットは内側にコードが追加されていますが、その際に内側に切れ込みが入れられています。ポケットの内側についたされたものなど使用されているコードの一部は先端がほつれていますが、現状このままで使用可能です。内側と背中側に文字が書き込まれている箇所がありますが、あまり目立たないかと思います。ホルスターのドットボタンに青錆が少し出ていますが、現状使用に問題はないです。左肩に1度ポケットを取り付けたものの、取り外した形跡があります。ラベルの文字は一部薄くなっていて、判読できません。6枚目の写真のようにサバイバルラジオポーチの角に穴があります。その他、使用感や汚れはありますが、このまま使用可能です。
備考:SRU-21/Pは自由にポーチを縫い付けて使うという性質上、セットで支給されるポーチ以外のポーチが取り付けられる事例も見られ、米軍特殊部隊においてはマガジンポーチなどを取り付けたカスタムメイドのアサルトベストのベースにされることもありました。
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